経験者強し!-関東学連新人戦

9月29日(日)、栃木県日光市の『日光例弊使街道』で、関東学連新人戦が行われた。MFクラスは、橋本知明(東京大学1年)。WFクラスは、松島彩夏(立教大学1年)が制した。

今年の新人戦では、例年にはあまりない、様々な試みが行われた。ラジオコントロールの設置、上位者のルート図・コース講評の公開、観戦ガイドの配布、団体戦表彰等である。

競技責任者の藤村陸(早稲田大学3年)によれば、「参加費の安いインカレ」を目標にしたかったとのことだ。小規模とはいえ、インカレと同様見る側の視点に立った取り組みが成されたことは、画期的だった。

さて、各クラスの詳細に移ろう。

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MF上位のルート

MFクラスでは、ジンクスが破られた。実はここ三年間の優勝者が
2010年は真保陽一(東京大学4年)
2011年は今回競技責任者を務めた藤村
2012年は祐谷大輝(東京大学2年)
と、三年連続で大学からオリエンテーリングを始めた選手が勝っており、入学以前からオリエンテーリングをやっていた選手(=経験者)は勝てないというジンクスが出来ていた。

しかし蓋を開けてみると、今年は全く違った。
一位橋本、二位澤口弘樹(早稲田大学1年)、三位西村駿(東京工業大学1年)
と上位を経験者が占める結果となったのだ。

その要因として、7→8のレッグなどは、新人戦のMFとしては難しく、経験者に有利だったかもしれない。このレッグでは西村が、MAクラスを含めても2位のタイムを出すなど、三人の経験者が上位を占めている。

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WF上位のルート

WFクラスでは、大学からオリエンテーリングを始めた松島が、二位の中村茉菜(早稲田大学1年)に競り勝った。松島は、一レッグにつき4分ものミスをするなど、決して完璧なレースを見せたわけではなかったが、巡行速度の速さで最後まで押し切った。

一方中村は、その松島以上の巡行を叩きだした。また、MFとの共通レッグ(MFの9→10,WFの8→9)でMFの一位を上回っており、そのポテンシャルは将来の飛躍を感じさせる。

MFの表彰

ちなみに、記録と団体戦結果、ルート図と解説は、http://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=2179にアップされている。
特に出走した新入生は、ルート図を見たり解説等を読んだりして、復習してみては如何だろうか。

インカレロングはもう目の前に迫っている。

以下、結果より

MF – 3.9km ↑190m
1 橋本 知明 0:30:27 東京大学
2 澤口 弘樹 0:33:23 早稲田大学
3 西村 駿 0:33:41 東京工業大学
4 見目 憲秋 0:36:51 早稲田大学
5 横田 望 0:39:01 筑波大学
6 井倉 幹大 0:39:56 東京大学
WF – 3km ↑110m
1 松島 彩夏 0:36:51 立教大学
2 中村 茉菜 0:37:01 早稲田大学
3 増田 七彩 0:39:13 東京大学
4 武田 紗知 0:42:13 東京農工大学
5 稲垣 亜季乃 0:44:31 東京農工大学
6 平入 麻衣 0:47:47 横浜市立大学
新人団体戦MF
1 東京大学 橋本知明 井倉幹大 前中脩人
1:55:04 0:30:27 0:39:56 0:44:41
2 早稲田大学 澤口弘樹 見目憲秋 犬塚眞太郎
1:57:19 0:33:23 0:36:51 0:47:05
3 東京工業大学 西村駿 三上剛弘 芳賀太史
2:16:47 0:33:41 0:46:40 0:56:26
新人団体戦WF
1 東京農工大学 武田紗知 稲垣亜季乃 程紀嘉
2:17:38 0:42:13 0:44:31 0:50:54
2 横浜市立大学 平入麻衣 土田美和 蔵並祥子
2:33:23 0:47:47 0:48:37 0:56:59
3 実践女子大学 八田秋奈 石神愛海 和田郁佳
3:25:49 1:00:42 1:10:20 1:14:47