Navigation Games、四国に上陸!-みろくロゲイニング

 18日、香川県さぬき市は寒気も緩み、程よく雲の出たスポーツ日和。四国では初のシリーズ戦となるみろくロゲイニングが開催され、混合クラスのチーム阿闍梨(村越真、田島利佳)が総合優勝を果たした。

 近頃「うどん県」を名乗り始めるほどうどんで有名な香川県。四国全般に言えそうだが、傾斜が緩くて整備された林はあまり見られない。そうした地勢的難点がこの地域での競技オリエンテーリング発展の妨げになっているかもしれない。片やロゲインであれば、自然の中だけでなく市街地を含めて競技エリアを広く取ることにより、競技性を高く提供できる可能性をいくらでも感じさせる。

 本大会は、昨年度までのロゲイニングシリーズから発展して再出発したシリーズ戦、Navigation Games 2011の全7戦中第6戦に指定されている。主催は香川県オリエンテーリング協会と日本オリエンテーリング協会。フォトロゲ主宰のTREKNAOも協力に名を連ね、同じ四国は愛媛県のOL協会からもスタッフが集まった。会場には第1回みろくロゲイニングと書かれた手作りの横断幕が掲げられた。

 事情通によれば香川県東部では地元参加者の動員は難しそうだという事前の話だったが、実際に参加者の中にはシリーズ戦を転戦するコアな競技者や、四国・九州から関東に至る広域より集まったオリエンティアの姿が目立った。中にはロゲインは初めての参加者もいれば、日本海側富山から太平洋側静岡まで自分の足で本州を横断するTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の参加者もいた。

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コントロール番号がそのまま点数。総合優勝のチーム阿闍梨の回り順は3,8,11,21,35,38,27,29,26,36,37, 43,33,31,41,39,34,28,40,25,18,15, 20,42,32,24,19,22,6,2,1

 1チーム2~4人のチーム制で制限時間は5時間。初心者向けに3時間の部も設けられたが、シリーズ戦の対象は5時間のクラスだ。フォトロゲ形式でおよそ南北7km×東西10kmの範囲に43個のチェックポイントが設定された。地図縮尺1:25000(無視できるほどの僅かな誤差があったようだ)、等高線間隔10m。点数は1点から43点までで満点は946点。遅刻は1分切り上げごとにマイナス20点とされた。WEBによるプログラム公表はなかったが、受付時間や競技開始時刻が要項に記載されていて特に混乱はなかったようだ。競技説明後、スタート15分前に地図が配られた。

 フォトロゲであれば設置・撤収の手間が要らない分、運営の負担が小さい。だが実際には、チェックポイント設定において円の中心に行けば目指す被写体がすぐに分かるものでなければならないし、配布するチェックポイント一覧の写真も分かりやすいものでなければならないだろう。円を描く際にも細心の注意が必要で、例えば中心位置が道のどちら側にあるかなど正しく読み取れるようにしなければ、円に入ったはいいが円内で被写体を探し回ることになりかねない。TREKNAOの協力のもと、これらの要求を高レベルで満たしたコース図が用意された。

 5時間のクラスは成人男子、成人女子、男女混合、家族に分かれるが、これらすべてのクラスのうち最も点数の高い総合優勝を飾ったのは混合クラスのチーム阿闍梨(村越真、田島利佳)で、786点とダントツの点数を叩き出した。点数の高いエリアの中でも南西、北西部に加え、北東部にまで展開したのが勝因となった。表彰はクラスごとに3位まで行われた。成人女子と家族はいずれも1チームのみの参加だった。唯一、チェックポイント一覧の写真が違っていて競技説明で触れられなかったものがあり、一部の参加者に混乱を来たしたのが惜しまれる。

 Navigation Games 2011は、来年1月29日の有度山ロゲイニングを残すのみとなった。それとは別に各地で引き続きロゲインの開催が予定されている。西日本では来年2月11日(土)に高知県にて「第2回南国ロゲイニング」が、3月18日(日)に山口県にて「フォトロゲイニング山口 in あいお」が開催される。

速報より、

男女混合
1 チーム阿闍梨 786点
2 スタコラ山岳部 689点
3 チームZOO 594点
成人男子
1 ウルトラクラブ01 660点
2 チームみかエース 654点
3 はんぐりーたいがー 621点
成人女子
1 晴れの国岡山 537点
家族
1 ハムちゃん 393点

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