イタリアでメダルを取るために:第11回 イタリア世界選手権

みなさん、応援ありがとうございました。

今年の世界選手権に向けて、本当に多くの方に色々な形で応援していただき、そのたびに「頑張ろう」と思ってやってきました。
世界選手権に向けて本当にわくわくして練習していたのですが、その成果を十分に発揮することが出来ませんでした。
今考えても悔しいです。チャンスはあったのに。
来年こそ、メダルを取りにいきます。結果を出すことにこだわっていきます。
出来ない目標ではないと思っています。

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世界選手権は、どの種目もかなり悔しい結果に終わった。
1レースも気持ちよくナビゲーションに入っていけなかったのが大きな敗因だと思う。で、そのいちばんの原因が、怪我のリスクを考慮せず練習の計画を立てていたこと。自転車は、ランと比べると故障のリスクは少ないかもしれないが、転倒による怪我のリスクは高い。ある程度それを見越した準備もしなければならない。

時期を区切って練習の目的を変えていくのはいいが、割り切りすぎて他の練習にあまり力を入れないというのは避けなければならないのだろう。あっちもこっちもやるのは苦手なので、期間をもう少し細かく区切った方がいいのかも知れない。

結果が出なかったのでずっと落ち込んでいたが、ようやくタイムトライアルで大幅なベストが出たり、去年勝てなかった人に勝ったりして気持ちが前向きになってきた。やっと、「悔しさに任せて乗る」感じから「練習する喜び」に変わってきた。

それに伴って来年に向けての計画も前向きに考えられるようになった。
今年は、成績は悪かったが成長を感じたこともあったのだ。今まで苦手だった平地で2位ラップをとった。今まで苦手だったガタガタの走りにくい不整地をずっと走るレッグで3位ラップをとった。何度もチャンピオンになっているフィンランドのハラ・マリカに追いつかれたあと引き離して帰ってきた…など。

去年まで苦手だったことを二つも通用するレベルまで克服できている。来年に向けてしっかり練習して、今年はまだ苦手だった「連続する細かいナビゲーション」や「大きなルートチョイス」、「走りにくい下り」も通用するレベルまで引き上げる。今なら「できる」と思っているからチャンスだ。

来年もトップはさらに成長してくるだろうから、その分はこぐスピードをさらに上げられるように練習し、技術的な練習でさらに上位を狙う。

今年はMTBO三昧をしようと思っていた時期に自転車に乗れなかったのがいちばん痛かった。来年に向けてMTBOは普段からそこそこの頻度でやっていこう。

まだまだトップも未完成なんだから、練習次第で上にいけるはず。
がんばるぞ。

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ミドル
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ミドルのフィニッシュ直後
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リレー
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スプリント

(写真はsportografより)
http://www.sportograf.com/de/shop/event/1225

コラム「イタリアでメダルを取るために」は今回で終了です。1年間お読みいただきありがとうございました。しかし宮内選手のメダル獲得への挑戦は続きます。引き続きご声援を宜しくお願いいたします。

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<宮内佐季子(みやうちさきこ)プロフィール>

1993年から陸上競技を始め、1994年にマラソン2時間59分42秒を記録する。
1997年に脚を痛め山岳競技に転向し、国体山岳競技の京都府代表で2位となる。
1998年にアドベンチャーレースと出会い、イーストウィンドのメンバーに加わり200年までの3年間で数々の国際大会で好成績をあげる。

2001年に地図読みの技術が必要と感じ、オリエンテーリングの修行を始める。
2002年に世界学生オリエンテーリング選手権日本代表に選出され、2003年~2005年は
世界オリエンテーリング選手権日本代表として活躍。
2004年の国体山岳・縦走競技に京都府代表として出場し優勝する。

現在はMTBOとシクロクロスを中心に取り組み、2010年の世界MTBO選手権ミドル競技で17位。
2010年度全日本シクロクロス選手権第3位。信州シクロクロス2010-2011シリーズ優勝。

そんび~ず団長、おひつじ座、A型。 

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