「1つ1つの積み重ね」で山口拓也が満点優勝- トレイル・オリエンテーリング岩槻大会&併設パークO大会(2011)

 JOA公認・トレイルオリエンテーリング岩槻大会は18日に開催され、A・B・Nクラスにあわせて47名が参加し、Aクラスは今年の日本代表である山口拓也(浜松OLC)が19点30秒の満点で優勝した。

 この大会はNPO法人トレイル・オリエンテーリング協会が主催して開催された。昨年度の全日本トレイルO選手権が年度をまたいだ今年5月の開催で、今年度の同選手権が10月の開催となり、このわずか5ヶ月の間にE権を獲得できる大会を開催する必要があった事から、同協会が公認大会として開催したものである。

 Aクラスで優勝した山口拓也は、「前半は易しかった印象だが、後半はAクラスらしい難易度だったと思う。要所要所で時間の経過を確認して行ったので、各コントロールでの時間配分もうまくいった。1つ1つの積み重ねで満点を取れた事は嬉しい」とレースを振り返った。

 なおコース設定は、8月の世界選手権で5位に入賞した木村治雄(入間市OLC)が担当した。テレインの岩槻城址公園は縮尺1:4,000でA4サイズの1/4程度と狭く、また「尾根」や「沢」と言った等高線を読み取らせる課題もその独特の地形のため限られたものの、木村は柵や岩がけなどの特徴物を駆使してAクラス相当のコースを見事に作り上げた。

 また木村は10月の第7回全日本選手権(新潟県長岡市)でもコース設定を務める。今回の結果がそのまま反映されるか、あるいは今大会で研究した選手の逆転があるのかが大いに注目される。

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Aクラスの入賞者。左から茅野、山口(拓)、山口(尚)。
Aクラス(17c+2tc、距離1.3km↑10m)
1 山口 拓也 浜松OLC 19点30秒
2 茅野 耕治 ワンダラーズ 18点21秒
3 山口 尚宏 入間市OLC 17点21秒

パークO大会は藤沼が圧勝!

 午後からは、トレイルOと競技エリアと同じ場所で、併設パークO大会が開催された。『岩槻城址公園』は狭いテレインだが、広場あり、建物あり、林ありと、エリアによって様々な雰囲気が楽しめる。今大会のLクラスでは、コース途中に地図交換を設けることで2.9 kmのコースが提供された。狭い範囲に多くのコントロールが存在しており、隣接コントロールに引っ掛かりそうになる選手も目立った。また、ショートレッグが連続する箇所も存在し、コントロール周りの動きでもタイムに差がつく展開となった。

 Lクラスは藤沼崇が13:57のタイムで圧勝。隣接コントロールに吸い込まれた12番を除き、全てのレッグで1位ラップをたたき出すなど、高い実力を発揮した

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Lクラスルート図。
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1枚目の5番で2枚目の18番をパンチして失格になる選手が目立った。

速報より、

L – 2.9km ↑20m
1 藤沼 崇 0:13:57
2 藤生 考志 0:15:24 東京OLクラブ
3 水嶋 孝久 0:16:12 入間市OLC
4 森 竜生 0:17:24
5 福田 雅秀 0:17:54 川越OLC
6 田代 雅之 0:19:42 静岡OLC
S – 1.7km ↑20m
1 新井 和彦 0:18:28
2 西山 絵梨香 0:20:17 浜松OLC
3 大塚 ふみ子 0:26:34
4 今井 栄 0:28:33 ワンダラーズ
5 齋藤 英津子 0:39:44 東京OLクラブ
6 梅野 武康 0:46:13 東京OLクラブ
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