宇根峠、過酷さを増して再登場-2011年度関東4都県全日本リレー選手選考会・第12回東京都選手権

 9月4日、埼玉県秩父市・秩父郡横瀬町の『宇根峠~紫桜の丘~』を舞台に、東京・埼玉・千葉・神奈川各都県の全日本リレー選手選考会 兼 第12回東京都選手権が行われた。

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ME 紺野俊介

 『宇根峠~紫桜の丘~』は今年の東大OLK大会が行われたテレインである。当時は各クラスでアップ率8 %超のコースが提供され、参加者の体力と集中力が試された。しかし、今回のコースプロフィールを見るとアップ率は5 %を下回るクラスも多く、プログラムには「リレー大会を模したコース」との記述も見られ、東大OLK大会に比べてコースの爽やかさが増しているような期待をさせた。しかし、やはりテレインの特性からか、急斜面の尾根切りやコンタリングといった課題は多く盛り込まれていた。その上、ここ数日の大雨によって斜面はすべりやすくなり、斜面にあるコントロールでは勢い余って沢底まですべり落ちる選手も見られるほど。ほとんどの小径には水が流れており、湿地化している場所も見られるなど、テレインの難易度はまさに「凶悪化」していた。

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WE 皆川美紀子

 M21Aは40分の優勝設定時間だったが多くの選手が苦戦し、優勝した紺野俊介(神奈川県)でさえも1時間を越えるレースとなった。M21Aでは、なぜかスタートフラッグから逆整置をしてあらぬ方向に飛び出していく選手が目立った。スタートフラッグ周辺で道が入り組んでいるせいであろうか? また、W21Aは皆川美紀子(埼玉県)が制したが、ルート図を見ても苦戦した様子がうかがえる。今大会は、各クラスの参加者から「思っていたよりも走れなかった」「後半に集中力が切れてしまった」という声が聞かれた。すべりやすい斜面への対処と、集中力の維持が通常の大会以上に問われる結果となった。

 全日本リレーは昨年覇者の東京都が今年も制すのか、それとも他県が連覇を阻むのか? 2ヶ月後の熱戦が期待される。

以下、成績より

ME/M21A -5km ↑270m
1 紺野 俊介 1:01:40 神奈川
2 櫻本 信一郎 1:03:30 千葉
3 山上 大智 1:03:46 東京/東京都選手権
4 新 隆徳 1:04:02 埼玉/東京都選手権
5 水嶋 孝久 1:06:31 埼玉
6 池 陽平 1:09:21 千葉
WE/W21A – 4.3km ↑180m
1 皆川 美紀子 0:53:34 埼玉
2 渡辺 円香 0:58:25 東京/東京都選手権
3 山岸 夏希 1:02:56 埼玉
4 高野 美春 1:03:10 埼玉/東京都選手権
5 宮本 知江子 1:06:27 千葉
6 花木 睦子 1:06:32 千葉

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