木村治雄に聞く-世界トレイルオリエンテーリング選手権2011を振り返って

先日フランスにて開催された第8回世界トレイルO選手権で総合クラス5位に入賞した木村治雄(44歳・入間市OLC)に、大会を振り返ってもらった。

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時折笑顔を見せながら今大会を振り返る木村治雄選手

-:日本と各国との差はどの程度縮まった(あるいは広まった)か?

木村:団体は1位のフィンランドとは3点差で、これは1人があと1点ずつ取れば並ぶ範囲である。北欧3カ国については、日本はノルウェーは既に追い越せたという感触はある。スウェーデンは五分に持ち込める。しかしフィンランドが相変わらず強い。

そして北欧以外の、チェコなどの後進ヨーロッパ勢も力を付けてきており警戒しなければならない。ヨーロッパ勢は地の利があると言うか、課題への対応方法などの情報共有が進んでいて、今まで落としていたような課題でもひっかからずに正解できるようになっている。

-:木村選手個人のレベルは世界の中でどう見ているか?

木村:09年に銅メダルと取った時は1位と2点差だったが、今回は5位とは言え1点差なので、差は縮まっていると捉えている。それでもそれを越えて金メダルを取ることはやはり難しいとも感じている。強豪に満点を取られてしまうと、あとはタイム・コントロールでの「秒数勝負」になってしまうので苦しい。

-:今回の反省点は?

木村:時間の使い方を誤った。今は前半で傾向を掴んで半分を乗り切れば、後半でもリズムに乗って答えて行けるので、前半に時間をかけて良い事にしている。しかし今回は初日の第2コントロールでしくじってしまった。結果的に10分ほど余してフィニッシュしてしまったので、ここはもっと時間をかけることができたし、かけるべきだった。

それから2日目は第5コントロールを、他の課題の位置説明を読んでしまい落としてしまった。凡ミスだった。ただこの5番は他の選手もわりと間違っていたので、その意味では少し救われた。

-:今後の対策は?

木村:コントロールあたりの所要時間を計ってみて、どんなタイプの課題に時間をかけているのかを分析してみたい。せっかくラップの取れる時計をまだしているので(笑)。

-:お忙しい所ありがとうございました。

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