本格! 正統! 夏の終わりの椛の湖合宿

 8月最終週末となる27日・28日の土日、岐阜県屈指の好テレイン「椛の湖」にて山川キャンプが行われた。期間中は歯応えのあるメニューが次々に提供され、24人の精鋭競技者たちが力を試し、技を磨いた。

 土曜日午後開始の第一メニューは「高速コース」と告知され、巡航スピードが上げやすい反面、アタックでの切り替えも一層重要となったミドルレース。このメニューのみの参加者も交え、好勝負が繰り広げられた。

 次のメニューは、アタックと脱出の手続きをチェックし、洗練する上で最適なコントロール・ピッキング。このメニューでは、東海インカレ男子選手権者・細川和希選手(名古屋大学2年)がライバルを抑えてトップタイムをマークし、基礎技術力の高さを証明した。フィニッシュ後の「スムーズに走れた」とのコメントには地区チャンピオンの自信と風格が漂い、インカレロングでの活躍を期待させる。(なお、細川選手は足の故障のため、大事を取って2日目のメニューは出走を回避した。)

 2日目は朝7時から練習開始。全員同時フィニッシュとなるようにスタートのタイミングが調整された逆チェイシングが行われた。ここでも、朝からエンジン全開の名古屋大学関係者が企画を盛り上げた。

 最終メニューは、メインイベントとも言える5人リレー。名大、静岡OLC、岐阜県協会の三軍対抗の図式となった白熱の試合の経過は、名大関係者によりツイッター中継もなされた。戦力に応じたハンディキャップも設けられ、5走区では全チームの走者が並走となる局面も見られたが、最終的には静岡OLCチーム(松澤、田濃の静岡勢に千葉OLK大塚校市選手を加えた連合チーム)が勝利を収めた。

 メニュー後は、46個に及ぶ全コントロールを参加者で手分けして撤収。24時間に密度濃く詰まった充実の練習を締めた。

 地図とコースの良さは折り紙付きの山川キャンプ。来年の夏は駒ヶ根高原での開催が予定されている。ハードな印象も受けるが、メニューの内容は参加者の実力や希望によって適宜調整できるなど、融通が利く。人数が多いほど効果が高まるメニューもある。合宿や会内杯への利用など、各クラブで参加計画を考えてはいかがだろうか。

<参考1:ラップセンター>
http://matoba.dip.jp/lapcenter/index.jsp

<参考2:椛の湖山川キャンプ募集要項(末尾に来年の駒ヶ根キャンプの予告あり)>
http://www.orienteering.com/~ymoe/2011/camp_hananoko/yamakawa-camp_hananoko2011.pdf

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コントロールピッキング・コースの一部。足場が悪く、マップアウトギリギリのエリアまで使ってどっぷり練習できるのも合宿ならでは。

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リレーでタッチを受け、颯爽とスタートしていく谷川友太選手。異能の「ボブ軍団」を率いて各地の大会、練習会、合宿を渡り歩く姿はもはやおなじみ。

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岐阜県関係者も奮闘。

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WOCフランス大会の全種目モデル、予選、決勝テレインを網羅した巨大地図を手に記念撮影。この巨大地図は日本代表松澤(右)からプロマッパー山川氏(左)に手渡された。

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