1月の宮内-シクロクロスシーズン終了

シクロクロスは自転車の中でもマイナーな競技だと思っていたし、今でもそう思う。
私も誘われるまで知らなかったし、人に話しても「何それ?」という反応が殆どだ。

それでも関西ではかなり盛り上がっていて、10月~2月の11レースで毎回400人前後、
最終回は600人以上のエントリーがあった。

シクロクロスは地方ごとのシリーズ戦になっているので、基本的には地元のレースを
走って、地元でレースが無いときだけ他のシリーズに遠征する。ということは、関西
には400人以上の愛好者がいるということか。こういう盛り上がっているところでレー
スをするのは楽しいもので、私もシーズンの半分ほどを関西で走った。

コースは、原っぱなどの比較的凹凸の少ない不整地に多くのコーナーや小さい上り下
りが作ってあり、完走するのは簡単でもスピードを追い求めるほど難しくなる設定に
なっている。

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関西最終戦(2月6日、京都市桂川)のコース。河川敷の公園のため全体的に平坦だが、
1mほどの段差を連続して上り下りさせたり、階段を横切らせたり自転車を担いで登ら
せたりするようなコースが組まれた。(画像は関西シクロクロスブログより)

さらに、C1(男子の最上位カテゴリー)ではコーナーや小さな上り下りでのスピード
の変化を使っての仕掛け合いがレース前半から何度も繰り返されるので、見ているだ
けでも興奮する。

あんなレースがしてみたい。自分のレースが終わった後はC1を見てイメージを作り、
一人で走るときにはそれを思い出しながら走る。

で、当の私はどういうレースをしているかというと、今の日本女子の中での自分の位
置というのが大体3番手か4番手と決まってしまっている。上の2人にはよっぽどのト
ラブルがない限り勝てる気配がないし、5番手以降の選手には今年はレース中に肩を
脱臼してしまった1レースを除いて一度も負けなかった。

私が3位に入った全日本選手権で4位だった福本選手とは実力が拮抗していると思うの
だが、前半は私の怪我で、後半は彼女の故障でまともに勝負していない。寂しいシー
ズンだった。

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関西最終戦、終盤を2位で走る宮内

というわけで、自然と勝負する相手は一緒にスタートする男子、地元のシリーズでは
C2(男子の上から2番目のカテゴリー)、関西ではM1(男子40歳以上の最上位カテゴ
リー)ということになるのだが、まだまだまだまだそこで戦える力はついていない。
粘って走って落ちてくる選手を一人でも多く捕らえるぐらいのものだ。

それでも、地元のC2と関西のM1の集団で走る自分をイメージして辛抱強く自分を引き
上げていくしかない。来シーズンこそは。

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関西シリーズ3位で表彰される宮内
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昨年のシクロクロスシーズンはそればかりに夢中になっていたが、今年は羽鳥さんの
提案で道路地図をつなげて印刷した地図を使ってオリエンテーリングの練習も月1回
ぐらいの間隔でやってきた。

道路地図とは言っても1:5000の住宅地図に近い詳細なものを使うので、2人並んで歩
くのがやっとという様な細い路地まで正確に描かれていて、場所によってはヨーロッ
パの旧市街で行われるスプリントの様な練習もできる。

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MTBOの練習に使用している地図

山道はあまり正確に描かれていない地図なので本格的な山でのMTBOという訳にはいか
ないが、街中での練習は、普段等高線に頼ったナビゲーションをしている私には「道
そのものを覚える」練習の場ともなる。

1月8~10日の三連休は合宿形式での練習会だったのだが、10日の朝起きると一面銀世
界だったので、インターネットで雪雲の場所を確認して急遽練習場所を変更した。そ
して、現地について雪が無いことを確認してから地図を作成し、コースを組んで満足
のいく練習をすることができた。このような事ができるのもこの地図の魅力だ。

シクロクロスが2月6日で終わり、4月から本格的なMTBOのシーズンが始まる。
2月いっぱいはシーズンオフということで、また遊びまわることになるんだろう。こ
のオフは競輪場が多くなりそうだ[※]。

[※]各地の競輪場には希望すれば自由に練習ができる「サイクルスポーツクラブ」が
あり、競輪用の自転車で場内を走る事ができる。

http://www.keirin-njk.com/aikou/cicle.html

[宮内佐季子]
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<宮内佐季子(みやうちさきこ)プロフィール>

1993年から陸上競技を始め、1994年にマラソン2時間59分42秒を記録する。

1997年に脚を痛め山岳競技に転向し、国体山岳競技の京都府代表で2位となる。

1998年にアドベンチャーレースと出会い、イーストウィンドのメンバーに加わり200年までの3年間で数々の国際大会で好成績をあげる。

2001年に地図読みの技術が必要と感じ、オリエンテーリングの修行を始める。
2002年に世界学生オリエンテーリング選手権日本代表に選出され、2003年~2005年は
世界オリエンテーリング選手権日本代表として活躍。
2004年の国体山岳・縦走競技に京都府代表として出場し優勝する。

現在はMTBOとシクロクロスを中心に取り組み、2010年の世界MTBO選手権ミドル競技で17位。
2010年度全日本シクロクロス選手権第3位。信州シクロクロス2010-2011シリーズ優勝。

そんび~ず団長、おひつじ座、A型。 

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