小林・高野が連覇!-インカレロング2010再競技

 2月5日、インカレロング2010再競技が栃木県日光市で行われ、MEは小林遼(東京大学4年)、WEは高野美春(十文字学園女子大学4年)が制し、ともにインカレロング2連覇を達成した。

 2010年11月21日での奈良のインカレロング不成立を受けて、日本学連加盟校へのアンケート実施や学連幹事会での話し合いを経て、再競技が開催される運びとなった。インカレほどの大規模な大会を再度開催することは、当然ながらとてつもない準備が必要となる。それでも再競技の開催が決定したことを考えると、やはり、学生にとってインカレは学生No.1を決める唯一の場であり、他の大会には替えられない特別な舞台なのである。

 再競技は、不成立となった選手権クラスのみの開催となったが、一般向けにチャリティー目的のチャレンジクラスも設けられた。チャレンジクラスでは選手権と同じコースを走れるということで、中学生から社会人までがその実力を試した。地図は、インカレロング2007の『日光口』とインカレミドル2009の『日光例幣使街道』…と、過去の2回のインカレ地図を合体させた本大会特別仕様のものが提供され、ここに再競技の舞台は整った。

 MEは、小林遼、結城克哉(東京大学2年)、山上大智(東京大学4年)の上位3人がウイニングを上回るタイムで走り、1時間15分台に3人が並ぶ激戦となったが、秒差で小林が勝利しロング連覇を飾った。入賞者を見てみると、6人中5人が東京大学の選手となっており、部の強さ、層の厚さを見せつける結果となった。

 WEも、優勝争いは高野美春と新井宏美(新潟大学4年)の接戦となったが、高野が、こちらもロング2連覇を達成。また、上位のほとんどを4年生が占める展開となった。

 本大会の運営者は学生が多く、再競技の応援に来られない人向けにTwitter上で実況を行うなど、新たな試みもいくつか行われた。再競技開催までの経緯も踏まえると、「学生が作り上げるインカレ」という意味合いは今までのどのインカレよりも強いと言える。昨今、競技者の減少や運営者の不足などによりインカレの開催自体も危惧されているが、本大会はインカレの開催意義や開催方法などを考える契機となったのではないだろうか。

 今後も、インカレの舞台でこれまで以上の熱戦が繰り広げられることを期待したい。

速報より、

ME – 10.5km ↑480m
1 小林 遼 1:15:23 東京4
2 結城 克哉 1:15:35 東京2
3 山上 大智 1:15:40 東京4
4 松井 健哉 1:21:09 名古屋4
5 三谷 洋介 1:23:09 東京2
6 矢野 貴裕 1:23:32 東京4
WE -6.7km ↑250m
1 高野 美春 1:14:33 十文字女子4
2 新井 宏美 1:15:24 新潟4
3 水野 日香里 1:18:17 椙山女学園4
3 佐野 まどか 1:18:17 東北3
5 柴田 彩名 1:22:18 椙山女学園4
6 田代 祐香里 1:22:47 日本女子4

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