皆川快勝、M21E/ME/WEは不成立に-大阪OLC35周年記念大会・インカレロング

 大阪OLC35周年記念大会およびインカレロングは21日、奈良県宇陀市の『嶽山』にて行われ、W21Eクラスは皆川美紀子(みちの会)が優勝した。M21E/ME/WEクラスは不成立となってしまった。

 もう11月も下旬だというのに参加者の熱気のせいか、良すぎる天気で気温も上昇。朝こそ寒かったが12時過ぎまで続いたスタートの最後の方ではかなり暑くなってきていた。しかし林に入れば肌寒さも感じる、この時期の温度調整には毎度悩まされる。

 インカレロングと大阪OLC35周年記念大会が共催(要項より)ということで、最も注目の集まるメインクラスとなるはずだったM/WE(学生選手権)とM/W21Eだったが、M21E/ME/WEの3クラスが不成立となってしまった。以下は公式サイトに記された(11/22 10:45時点)文章。

本日は、たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。しかしながら、現在調査中の事項もあり詳細は、別の機会にご報告いたしますが、本大会のメインクラスである男女の選手権クラス、M21E等で災害・事故に順ずる事態の発生により不成立なってしまい関係者の皆様方には、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。申しわけありませんでした。

 この不成立となった原因事項やその周辺事情などについてはこちらでも正確には掴めていないので、後日別の記事として掲載予定。この不成立・競技中止を聞いた会場では涙する学生の姿も見られ、どうにもやるせない気持ちを残してしまった。

 その他のクラスは競技もすべて行われ、表彰も行われている。全体的に斜面が厳しくタフなレースだった。斜面の厳しさだけではなく地形の細かさ、道の分かりにくさなどが難度をさらに上げている。

 そんな中、W21Eでは皆川が番場に5分差をつけての快勝。前日に神戸で行われたスプリントの大会でも優勝しており、調子の良さや力が一歩抜け出ている印象を受ける。

 MUF/WUFクラスは学生新人クラス。今年は全体的に大学生の新人加入数が好調という話を聞く。そんな全国のフレッシュな選手たちの初の全国大会ということで、オリエンテーリング界の未来をのぞかせる注目のクラスだった。

 2クラスに分かれたMUFクラスはMUF1では東北大学の菅野敬雅が2位に5分以上の差で優勝。その2位も東北大、3位は北海道大学と北東学連が好調。MUF2は名古屋大学の近藤康満が優勝。インターハイ優勝・JWOC日本代表とこれまでも輝かしい実績を積んできた近藤が、また1つ勲章を手に入れた。こちらでも2位~4位は東北大であり今後が増々楽しみだ。

 WUFクラスは金沢大学の帖地藍が優勝。5位・8位にも金沢大の選手が入っており、帖地とともに今後の活躍に期待をしたい。Wクラスでも東北大は多くの選手が上位に入っており、大学全体としての勢いを感じる。彼ら彼女らの今後に要注目だ。

 速報より

W21E – 5.3km ↑365m
1 皆川 美紀子 1:11:42 みちの会
2 番場 洋子 1:16:48 ぞんび~ず
3 加納 尚子 1:27:26 朱雀OK
4 渡辺 円香 1:28:58 ES関東C
5 井手 恵理子 1:36:52 朱雀OK
6 酒井 佳子 1:39:17 Team Ski-O
WUF – 1.7km ↑165m
1 帖地 藍 0:24:27 金沢大学
2 沢田 慧 0:27:32 東北大学
3 鹿志村 美帆 0:27:51 東北大学
4 堀口 奈保 0:29:13 東北大学
5 横山 理恵 0:29:30 金沢大学
6 渡邉 彩香 0:29:36 東北大学
MUF1 – 2.4km ↑250m
1 菅野 敬雅 0:30:46 東北大学
2 関 淳 0:36:00 東北大学
3 辻本 誠 0:36:54 北海道大学
4 辻上 裕之 0:37:53 東北大学
5 山崎 純 0:38:10 東京医科大学
6 山田 晋太朗 0:38:37 東京工業大学
MUF2 – 2.6km ↑240m
1 近藤 康満 0:35:47 名古屋大学
2 高橋 亮 0:38:11 東北大学
3 見目 裕之 0:39:55 東北大学
4 佐藤 大典 0:40:02 東北大学
5 前田 悠作 0:41:47 名古屋大学
6 村越 怜 0:42:04 日本大学

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