IOFが2018年冬季五輪でのスキーO実施を申請

国際オリエンテーリング連盟(IOF)は8月31日、2018年に開催される冬季オリンピックでのスキーO競技の実施を申請したと発表した。

(以下
Ski orienteering bids for inclusion in the 2018 Olympic Winter Games
を和訳)

この数年でスキーOは世界的に普及・発展してきた。2011年にカザフスタンで開催される第7回アジア冬季競技大会や2010年にイタリアで開催された第1回ミリタリーワールドゲームズ冬季大会でのスキーO実施も普及に大きく貢献した。また2011年にスウェーデンで開催される第19回世界スキーO選手権大会にも35カ国の参加が見込まれている。

スキーOは体力、クロスカントリースキーの技術、高速滑走中でのナビゲーション技術が求められるエキサイティングな冬スポーツである。またスキーOを行うにはクロスカントリースキーやバイアスロンの会場を利用すればよく、新たに競技施設を建設する必要が無い。

IOFのオーケ・ヤコブソン会長はこのように話す。「我々はメディアや観客の期待に応えうる新しいスタイルを作るために試行錯誤してきました。スプリントとスプリントリレーは内容やスケジュール的にも集中した競技方法で、テレビ中継にも向いていると考えています。またスポーツの普遍性といった他の普及の側面にも訴えて参りました。今日のスキーOの世界的な普及については、他のオリンピック競技種目にも匹敵するものであると確信しています。」

IOFのスキーO選手委員会は、新しいスタイルの確立に熱心に取り組んだ。

IOFスキーO選手委員会のイービンド・トーナ委員長はこう話した。「スプリントと混合スプリントリレーは、観客やメディアはもちろん選手に対してもその魅力をアピールできる競技形式であると判明しました。この形式なら45分のテレビ放送にぴったり収まるほか、GPSなどの最新技術を駆使して観客にレースのドラマを見ていただく事ができます。」

トーナ委員長は更に続けた。「スキーOには大変な体力と精神力-すなわち忍耐力、速スピード、スキーの技術、ナビゲーションとルートチョイス-が求められ、これは他に類を見ないスポーツであると言えます。もしスキーOが採用されるならば、スキーOはオリンピックの価値を増すものであることをお示しできるでしょう。」

(和訳ここまで)

スキーOの採否は、2011年4月にロンドンで開かれるIOC理事会での投票で決まるものとみられる。この理事会で上位の得票を得て推薦されれば採用はほぼ確実で、同年7月のIOC総会で正式決定となる見通し。

なお2018年の冬季五輪開催地にはフランスのアヌシー、ドイツのミュンヘン、韓国のピョンチャンが立候補しており、2011年7月6日のIOC総会(南アフリカ・ダーバン)にて決定される。

また上記で触れられているカザフスタンでのアジア冬季競技大会スキーOには、日本からは選手を派遣しないことが6月の日本オリンピック委員会(JOC)理事会にて決定されている(6月22日現在)。
http://www.joc.or.jp/int_games/winter_asia/2011/pdf/hensei.pdf

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