快晴のフィナーレ!-スキー-O世界選手権2009

 8日、ルスツはスキー-O世界選手権(SKI-WOC2009)最終日を飾るにふさわしい晴天に一日中恵まれた。最終種目のリレーは日本が男女とも8位、優勝が男子フィンランド、女子スウェーデンだった。

 前日のミドルが期間中最悪の天候だったのに対し、この日は朝から晴れ渡り、雲がまったく見えない時間も続くなどこれまでの運営者、選手、関係諸氏の健闘を称えるかのような青空のもとでの開催となった。観戦者にはリレーのみの人も現れ、前日よりもさらに増えた。中には、この好天を逃すまいとチェンジオーバーの合間に一般のスキーコースで極上の雪質を味わう人も見られた。

 リレーは男女3人制で、ウィニングタイムがチームあたりそれぞれ男子95分、女子80分に設定された。ミドルとは逆に、フット-Oの世界選手権より短い設定タイムとなっている。男子が朝10時にスタートし、続いて女子が12時スタートという予定が組まれていたが、実際の所要タイムが長引いて女子のスタートが15分繰り下げられた。

 エントリーは男子18チーム、女子12チームでこれらには3走まで組めずに1走あるいは2走フィニッシュ時点で終了のチームも含まれる。日本選手の走順は男子が堀江守弘-田中陽希-高橋善徳、女子が酒井佳子-高橋美和-白鳥桂子。世界トップから遅れず伍して戦うにはエース級から送り込む戦略だ。

 男子は序盤のルートチョイスの差で一時堀江が先頭に立つ場面もあった。その後強国が追い上げてきたが、トップから1分03秒差の6位で中継、2走の田中も負けず、堀江を凌ぐタイムで2走終了時点としては過去最高の7位で中継、3走高橋に望みをつなぐ(順位は3人完成チーム内、以下同じ)。

 上位は1走でノルウェーがフット-Oでも有名なØystein Kvaal Østerbøの快走でトップだったが、2走でフィンランドが4位からトップに立ち、アンカーで逃げ切り、実に17年ぶりとなる優勝を果たした。前日ミドル優勝のOlli-Markusを外してもなお最強のチーム構成は流石だ。日本は高橋が粘り、8位という結果を残した。高橋の帰還直後、女子のリレーがスタートし、応援団は即時フィニッシュラインからマススタート地点に大移動した。

 女子は1走酒井が強国ブルガリアを抑えて8位帰還。2走高橋はブルガリアには抜かれたものの、先行するアメリカを抜き8位をキープ。3走白鳥も追随を許さず、そのまま8位でフィニッシュした。トップ争いは1走チェコが健闘しトップに立つも、2走でスウェーデンが逆転。2走終了時点では3位フィンランドと4位ロシアがトップと約3分の差だったが、3走の約50%の地点でロシアがトップから1分、フィンランドが1分20秒差まで詰めたという報が入り、優勝争いは俄然盛り上がりを見せた。最終的にはスウェーデンが逃げ切り、ロシア、チェコと続いた。

 スキー-O愛好家自体がまだまだ少ない日本だが、フット-Oのほうの愛好者、中には四国からも運営者を集め総勢約45人、無事大会を終了させた。雪質はヨーロッパと違ったようだが、トップ選手はどんな条件でも速いことを示してくれた。入賞者の感想ではコースは非常に良いものが組まれたとの話で、日本のOL界にまたひとつ金字塔が建てられたと言えるだろう。

Relay (8th March)
MEN  
1 Finland Teemu Köngäs Matti Keskinarkaus Staffan Tunis
1:51:03 0:41:24 (3) 0:35:04 (1) 0:34:34 (1)
0:41:24 (4) 1:16:28 (1) 1:51:02 (1)
2 Russia Vladimir Barchukov Andrey Grigoryev Andrey Lamov
1:53:28 0:41:21 (2) 0:35:46 (1) 0:36:20 (1)
0:41:21 (2) 1:17:07 (3) 1:53:27 (2)
3 Sweden Daniel Nordebo Peter Arnesson Erik Rost
1:56:40 0:41:22 (2) 0:35:35 (1) 0:39:43 (1)
0:41:22 (3) 1:16:57 (2) 1:56:40 (3)
4 Norway Øystein Kvaal Østerbø Eivind Tonna Lars Moholdt
1:58:02 0:41:10 (1) 0:38:28 (1) 0:38:24 (1)
0:41:10 (1) 1:19:38 (4) 1:58:02 (4)
5 Czech Republic Jiří Bouchal Jakub Škoda Jan Lauerman
1:58:49 0:42:23 (2) 0:39:54 (2) 0:36:32 (1)
0:42:23 (8) 1:22:17 (6) 1:58:49 (5)
6 Switzerland Gion Schnyder Antoine Vullioud Christian Spoerry
2:01:49 0:42:20 (2) 0:40:15 (1) 0:39:13 (1)
0:42:20 (7) 1:22:35 (7) 2:01:48 (6)
8 Japan 堀江守弘 田中陽希 高橋善徳
2:12:56 0:42:13 (1) 0:41:19 (2) 0:49:23 (1)
0:42:13 (6) 1:23:32 (8) 2:12:55 (8)
WOMEN  
1 Sweden Marie Ohlsson Josefine Engström Helene Söderlund
1:32:03 0:31:11 (2) 0:30:15 (1) 0:30:36 (1)
0:31:11 (2) 1:01:26 (1) 1:32:02 (1)
2 Russia Anastasia Kravchenko Polina Malchikova Tatiana Vlasova
1:33:03 0:31:11 (2) 0:33:19 (2) 0:28:31 (1)
0:31:11 (2) 1:04:30 (4) 1:33:02 (2)
3 Czech Republic Helena Randáková Simona Karochová Barbora Chudíková
1:34:21 0:30:25 (1) 0:31:34 (1) 0:32:21 (1)
0:30:25 (1) 1:01:59 (2) 1:34:20 (3)
4 Finland Hanna-Maija Mäkelä Liisa Anttila Hannele Tonna
1:35:43 0:33:29 (3) 0:30:49 (1) 0:31:24 (1)
0:33:29 (6) 1:04:18 (3) 1:35:42 (4)
5 Lithuania Ramune Arlauskienė Jolanta Šulčienė Edita Martusevičiūtė
1:44:09 0:32:36 (2) 0:34:46 (1) 0:36:47 (1)
0:32:36 (5) 1:07:22 (6) 1:44:09 (5)
6 Bulgaria Teodora Malcheva Stefaniya Belomazheva Antoniya Grigorova
1:52:13 0:42:42 (2) 0:34:09 (2) 0:35:21 (1)
0:42:42 (11) 1:16:51 (7) 1:52:12 (6)
8 Japan 酒井佳子 高橋美和 白鳥桂子
2:15:59 0:39:25 (2) 0:45:27 (2) 0:51:07 (1)
0:39:25 (9) 1:24:52 (9) 2:15:59 (8)

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