難易度自在の総合公園-平成20年度和歌山県民オリエンテーリング大会

 18日、和歌山県民オリエンテーリング大会が、エリアによってさまざまな表情を見せる新庄総合公園にて開催された。地元の子どもたちを中心に、100人近い参加者がレベルに合わせた難易度のコースに挑戦した。

 和歌山県民大会は、和歌山県OL協会主催で、例年1月や2月といった冬に開催されている。東京からの直行便が飛ぶ南紀白浜空港から近く、かつこの季節でも比較的寒さのゆるい県南部で開催されることが多い。今回は4年ぶりに新庄総合公園(田辺市)に帰ってきた。スタートに先立って開会式が行われる大会でありながら、計時は全クラスe-card使用、地図は国際規格(ISSOM)をアレンジして作られた国内規格(JSSOM)に準拠、と競技性に対しても妥協を許さない。

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山を登って戻ってくる1枚目

 新庄総合公園は、芝生と花壇(一部耕作地表記)が複雑に入り組んだ公園部分や立体交差のある野外劇場がルートチョイスの幅を広げ、山林部分が薮への対応や登坂力を求めるなど、総合的な力を試すコースが提供できる。一方で公園部分のみを使えば、グループクラスが十分楽しめる易しいコースも組める。

 本大会は地元への勧誘も盛んで、グループクラスは事前だけでも30組近い申し込みがあり、当日は雨の降り出す前の曇天にもかかわらず数組の当日参加があった。SSFスポーツエイド事業であり、地元の新聞社が取材に来ることもある。この日は大阪で各クラブ・団体の代表者が集まる近畿OL連絡会が開催されていたが、個人クラスには地元和歌山以外にも、大阪を筆頭に三重・愛知・京都といった近隣府県から参加者が集まった。

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立体交差が牙をむく2枚目

 Aクラスは男女とも同じコースが組まれ、一度会場に戻って地図交換をする2マップで行われた。MAは大阪府競技登録者で今年度の全日本リレー大会MEクラスに出場した選手で上位2位を占め、WAは本大会に連続で参加している元世界選手権代表選手、落合志保子が1位に輝いた。表彰式では各クラス上位3位に地元の特産品が贈られ、本降りとなる直前に終了した。

 関西というくくりで見れば、昨年は大阪で全日本大会が開催され、高い評価を受け成功裏に終わった。今年の4月に行われる予定の、来年度世界選手権スプリント代表選考会の開催が関西に打診されているという話も聞かれる。地元関西の運営レベルが、どのような評価を受けているのか注目される。

MA – 3.7km ↑130m
1 奥村 理也 0:25:28 ウルトラクラブ
2 八神 遥介 0:27:20 チームインリン
3 谷 秀司 0:32:41 三重県庁OLC
WA – 3.7km ↑130m
1 落合志保子 0:35:24 OLCルーパー
2 吉岡 恵美 1:06:47 チームコスミック
3 伊東 佑梨 1:51:03 京都市

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