Best of Orienteer 2008 結果発表!

 2008年もっとも輝いた選手を決めるO-News年末企画、Best of Orienteerは11月26日~12月12日に選手部門の投票を行い、約400票の投票を頂いた。そして集計の結果、男女それぞれのトップが確定した。

Best of Orienteer2008 女子選手部門

柴田 彩名 (椙山女学園大学)

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 女子選手部門第1位は椙山女学園2年の柴田彩名選手が選ばれました。おめでとうございます!

 柴田選手は奈良インカレではミドルWUFクラス5位、リレーWURクラスでは新人チームながら上級生を抑えて1位。
そして2年生になりJWOC2008日本代表としてスウェーデンへ、11月のインカレロングでは5位入賞、インカレスプリント試行大会では優勝。
着実に、そして急激に階段を駆け上がっていく姿が多くの人の印象に残ったようだ。

 柴田選手に投票した方々のコメントの一部を紹介

  • プリンセスにふさわしい寝顔。
  • 2年生でインカレロング5位、インカレスプリント優勝、その実績と実力は将来有望!
  • あの速さはオリエン2年目じゃない。
  • 今年最も成長した選手だから。
  • インカレリレー(一般)の優勝・JWOC出場・インカレロング入賞・インカレスプリント優勝etc…
    オリエンテーリングを初めてまだほとんどたっていないのに以上の実績はすごすぎるから。
  • 未確定枠からのロング入賞というチャンスをしっかりものにできる強さがすごいです。

 1位確定後、O-Newsでは柴田選手に結果を伝えるとともにインタビューを行った。

 柴田選手の2009年の活躍にも要注目だ。

Best of Orienteer2008 男子選手部門

高橋 善徳 (みちの会)

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 男子選手部門第1位はみちの会の高橋善徳選手が選ばれました。おめでとうございます!

 国内で安定した成績を残し、世界選手権日本代表、アジア選手権では個人戦ロング・スプリント・ミドルで全て優勝そしてリレーでは優勝こそ逃したが2位。アジアで一番速い男となった。
全日本リレーでも埼玉MEの最終走者として優勝を決めた。これらの強さ・実績が票に結びついたようだ。

 高橋選手に投票した方々のコメントの一部を紹介

  • アジア選手権で大活躍!
  • アジアチャンピオンさすがです!また後輩指導、オリエンテーリングの普及にも力を入れており、オリエンテーリング界における影響力がすばらしいです。
  • アジア大会の活躍
  • 各種大会での上位入賞で、安定した走りをみせてくれました!
  • やはり、善徳だと思います。
    アジアチャンピオンですし。
  • 年間を通してコンスタントに結果を残している点、アジア選手権で活躍している点を評価させてもらいます。

 1位確定後、柴田選手と同じく高橋選手にもインタビューを行った。

―2008年も様々な大会その他で活躍されましたが、どの大会(またはイベント)が印象に残りましたか?

 一番印象に残っているのはアジア選手権です。世界選手権には6回出場させて頂きましたが、アジア選手権の緊張感はまったく別のものでした。世界選手権は予選通過が目標で全ての種目を走れるわけではなく、日本代表になったとしてもレースを走れるのは最悪の場合1回しかありません。しかし、アジア選手権では4つのレース(スプリント、ミドル、ロング、リレー)を全て走りきらなければなりません。しかも、今回のアジア選手権ではその全てに勝てるかも知れない&勝たなければというプレッシャーもありました。

 結果的に個人種目のスプリント、ロング、ミドルと優勝することが出来たわけで、この結果には本当にほっとしています。男子に関しては世界選手権に出場していた中国選手もいましたので、日本の現時点での実力がアジアNo.1であることに疑いがないことを示せました。

 また、他国の選手との交流も楽しいものでした。毎日、日本チームの部屋を訪れ、地図を借りていく選手。バンケットで意気投合して再会を誓い合った選手。同じ地域でオリエンテーリングを楽しむ仲間たちの出会いは、ヨーロッパの選手との交流とは違ったとてもアットホームで飾らない素晴らしいものでした。

―オリエンテーリング以外も含めて、高橋さんにとってこの2008年という年はどんな1年間でしたでしょうか?

 今年は私のオリエンテーリング競技人生の集大成と位置づけて活動をしてきたつもりです。私の競技レベルは2005年の世界選手権以降、微減傾向にあると思いますが、そのなかで、アジア選手権で一定の成果を収められたことはとても意義あることであったと思っています。

 また、今年は私にとって非常に重要なターニングポイントでもありました。村越さんの紹介で読図講習会の講師を3ヶ月間行い、私が12年間時間をかけて培って来たノウハウが社会に還元されていることの喜びを感じることが出来たからです。他のスポーツにはないオリエンテーリングが持つ特殊性、それは普及にマイナスな部分もあるかも知れませんが、プラスの部分も沢山あるはずです。自分で計画して、考えて、解決していく。こういったプロセスを踏む経験が沢山できるオリエンテーリングの多方面への可能性を日々感じています。

―今年の日本オリエンテーリング界を見て何か思うことはありますか?

 今年はユニバーシアードがあったり、スウェーデンでJWOCがあったりと日本の若いオリエンティアにとって、とても刺激的な1年であったと思います。また、少しずつですが実力ある若手選手が育ってきました。あと数年後がとても楽しみに思います。

 普及や選手強化のバランスはとても難しいですが、それぞれがオリエンテーリングを楽しみたい、この楽しいオリエンテーリングをみんなに経験してほしいという思いを持ち続け、行動に移していくことが大切なのかなと感じています。やらなければならないことは山ほどありますが、まずは自分に出来そうなことをこつこつやっていく、それが今後の自分の課題でもあります。

―来年の予定・目標などあればお聞かせください

 来年は3月にスキーオリエンテーリングの世界選手権があります。スキーOを本格的に初めてまだ日が浅いのでどのぐらいの目標が妥当かは分かりませんが、過去の大会での成績以上は絶対に出したいと思います。

 あとは、夏にある人生最大の山場を突破することです。これが突破できなければ、今後の人生のめどが立ちません。(笑) 

 最後に、全日本リレーでは再び埼玉に優勝旗を持ち帰りたいと思っています。

―最後になにか一言お願いします。

 ベストオリエンティアを決める企画で私に投票してくださった皆様方、ありがとうございました。田○保君が選ばれると思っていたので、かなりびっくりしました。
今後ともよろしくお願いします。来年もオリエンテーリングを楽しんで行きましょう!

Best of Orienteer2008

投票結果

 
1位 柴田彩名 15.6% 椙山女学園大
2位 番場洋子 13.3% HORIBA
2位 新井宏美 13.3% 新潟大
4位 関谷麻里絵 9.6% 京都大
5位 千葉妙 8.9% ときわ走林会
6位 稲葉茜 8.1% ときわ走林会
7位 松永真澄 日本女子大
8位 井手恵理子 朱雀OK
9位 渡辺円香 ES関東C
10位 阿部ゆかり 東北大
 
1位 高橋善徳 18.5% みちの会
2位 田久保豊 17.3%
3位 崎田孝文 12.5% 名古屋大
4位 鹿島田浩二 7.1% 渋谷で走る会
4位 松澤俊行 7.1% 三河OLC
6位 加藤弘之 6.0% ES関東C
7位 寺垣内航 京葉OLクラブ
7位 藤沼崇 ES関東C
7位 日下雅広 東北大
10位 小山温史 トータス
10位 野本圭介 麻布OLK

 総投票数398票。なお、この企画の元ネタとなった「World of O」と「Ultimate Orienteering」の企画では52の国と地域から3500(ジュニアと合わせると5300)もの投票があったようだ。
今回の企画はなかなか好評だったようなので、ぜひ来年も行いたいと思う。今回上位に挙がった選手たちの今後の活躍にも要注目だ。

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