青空と紅葉に抱かれて-関西学連ミドルセレ

 30日、関西学生オリエンテーリング連盟(関西学連)は、来年3月のインカレミドルの出場選手を決める選考会を開催。2年前の全日本リレー大会で使用された再度公園(兵庫県神戸市)を舞台に激戦が展開された。

 この日の神戸は冬晴れという言葉がぴったりの雲ひとつない青空。深まった秋は、会場の再度公園まで神戸市街から登ってくる道路の両側を彩る紅葉からも実感された。この光景を目にするだけでも、来た価値があったと言えそうだ。エントリーは合計で100人近くに上り、参加者たちは青空会場にて、日当たりの良い所を選んで思い思いに陣取っていた。

 レースは先に学生の選考クラスがスタートし、一定の時間を置いた後、選考クラスと同じコースにチャレンジできる併設クラスがスタートした。併設クラスといえども、当日参加が設けられないのが各種インカレ選考会の定番となっているようだ。一般参加者が好天に誘われて当日ふらりと足を運べる機会が損なわれるのは、オリエンテーリング界としてもったいないことかもしれない。実情は、概して選考会の運営は人不足になりがちらしく、本選考会も例外ではないようだ。

i-201b7d899ccb56d37c5b87ee67e95bf6-081130_s.jpg

MS – 2.6km ↑200m

 コースは関西テレイン特有の細かい地図読みを要する、スピードを殺したナビゲーションが求められるものが組まれた。「基本的な技術を問う」とはプログラムでの記述だが、実際には1つ1つの技術を細かく組み合わせていかなければ攻略できないような設定となっており、選考会クラスはタイム差の開いた荒れる結果となった。コントローラが置かれていないことがその一因に挙げられるが、これも人不足の影響なのだろうか。

 男子は選考会クラス(MS)が石黒文康(京大4)と栄森貴久(京大3)が同タイムで1位だったのに対し、併設クラスでは小林知彦、松井健哉といった名古屋大勢がMSに4分以上の差をつけて上位を占めた。女子選考会クラス(WS)は堀文音(奈良女3)が1位で通過した。

 今回の選考会ではMSの上位17人、WSの上位5人がインカレミドル選手権クラスへの出場権を獲得した。ほかに推薦によって男子2人、女子1人が選ばれ、選考会免除者と共に来年3月に神奈川県で行われるインカレミドルに臨むことになる。

速報より、

MS – 2.6km ↑200m
1 石黒 文康 30’44” 京都大学 4
1 栄森 貴久 30’44” 京都大学 3
3 林 広明 32’59” 京都大学 3
WS – 2.2km
1 堀 文音 39’21” 奈良女子大学 3
2 谷口 美貴 44’29” 大阪大学 3
3 三輪 友里香 53’31” 立命館大学 3
MO – 2.6km ↑200m
1 小林 知彦 26’27” 名古屋大学(4)
2 松井 健哉 26’29” 名古屋大学(2)
3 西村 徳真 27’08” 関西地図製作所(京都大学5)
WO – 2.2km
1 野沢 建夫 34’54” 大阪OLC
2 北川 仁美 37’31”
3 笠井 泰自 40’41” 大阪OLC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です