それぞれのインカレへ-阿部ゆかり・関谷麻里絵・松永真澄

 学生選手権女子の部は、ここのところ関谷麻里絵選手が個人戦三連覇(06年度ミドル、07年度ロング&ミドル)となっている。関谷選手自身が今年度も二冠を狙い「五連覇宣言」をする一方、もちろん虎視眈々と奪取を目指す選手たちもいる。

今回は、現時点の三強と見なされている関谷麻里絵選手(京大)、松永真澄選手(日本女子大)、阿部ゆかり選手(東北大)に話を聞いた。

~まずは恒例の質問、最近の実績を教えてください。~

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阿部ゆかり(東北4):
「残念ながら、特にありません。実績とは言えませんが、アジア選手権に出場しました。」

松永真澄(日本女子4):
「関東学連ロングセレWE1位、加賀海岸ミドルW21A1位、東北大大会W21A1位という実績がありますが、これ以外はただひたすら恥ずかしい成績ばかりです。」

関谷麻里絵(京都4)
「今期は特にこれといった実績もないです。ユニバーに出場させて頂いたくらいでしょうか。」

~ふむふむ。謙虚なお答えでしたが、お三方の実力は、何年も前から誰もが認めています。三羽烏と呼ばれたり、あるいはそこから「濁点+ラス」を引いた呼び方で括られたり…。そんな皆さんの、次のインカレでの目標は。

関谷:
「自分に負けないことです。」

阿部:
「等身大のオリエンをできればいいと思います。結果を気にしないで、楽しみたいです。」

松永:
「悔いの残るレースをしないこと、ですかね。終わった後に『楽しかった』と振り返りたいです。あとは、4年なのでかわいい後輩たちに何か印象の残るレースができればいいです。レースでなくてもいいですが。」

~「レースでなくてもいい」?? …ひとまずはお三方とも、「自分の納得いく走りを」という考えのようですね。「そうすれば結果は付いてくる」という自信の顕れのようにも感じられます。では、その舞台となる「愛知のテレイン」についてどうお考えでしょうか。~

松永:
「先日3年ぶりに愛知を走ったのですが、難しいなと思います。とっても苦手なタイプのテレインな気がします。」

関谷:
「関西のテレインが白くなったような。倒木に翻弄されるイメージがあります。でも課題はシンプルで日本らしくて楽しいので私は好きです。」

阿部:
「細かい尾根沢。正確な尾根たどりが重要です。」

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~三者三様のお答えですね。では、現在インカレのためにどんな準備に力を入れていますか?~

松永:
「オリエンを楽しみながらやること、地図を見るようにすることです。オリエンテーリング自体がとてもつらくなってしまった時期があったので、何事も気ままにやるようにしています。」

阿部:
「体調管理です。」

関谷:
「特別何かをする、というより、いつも通りトレーニングや地図読みに励むくらいじゃないでしょうか。あ、あとはやはり身体を壊さないようにする? 一に健康、二に健康です。」

~「心技体」といったところですね。では、次に「注目する選手」を伺いましょう。まずは、関谷選手から。~

関谷:
「あんまり特定の誰かを注目はしてないです。誰にも負けないことだけを考えるので。強いて言えば、若い世代、2回生や3回生に、今後注目を集めるような、ものすごいインカレヒロインが出てきて欲しいものです。」

~「関谷選手のように」、ですね。女王らしい貫禄のコメントです。松永選手は。~

松永:
「注目・・・は特にないですが。強いて言うなら、やっぱり同期で一緒にがんばってきた関谷さんと阿部さんでしょうか? ロングは最後なので、同じ舞台で真剣に走りたいです。あとは、ぽんじょ(日本女子大)のかわいい後輩たちと、女子ではないですが、しょっちゅう一緒に遠征した某関東同期数名です。頑張っているところを間近に見ていた分、心から応援しています。」

~後輩たち、同期たちも励みになるコメントだと思います。では、阿部選手。~

阿部:
「もちろん関谷と松永です。」

~おっ、それはやはりライバルとして…~

阿部:
「ワンツーフィニッシュとか決めて欲しい、です。」

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~あ、はぁ、ライバルとしての、心のこもった声援をありがとうございました。それでは、他に何かありましたら、お願いします。~

阿部:
「ただ純粋にインカレを楽しみたいと思います。」

松永:
「最近ひたすらネタキャラと化していますが、そんなことは関係なく、精一杯最後まで走り抜けようと思います。頑張りますので応援よろしくお願いします。」

~お二人には、ただ純粋に観戦者を楽しませて欲しいところです。最後に関谷選手も一言お願いします。~

関谷:
「まだしぶとく学生をやっています。でも今年でインカレも卒業です。インカレは本気になれる数少ない舞台です。熱い戦いを繰り広げましょう! …それから、インタビュアーの方に一言、このEメールの回答を、頑張って会話らしく仕立ててください!」

~…はい、頑張りました。インカレ会場では、直接お話できることを楽しみにしています。それでは今日はこの辺で!~

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